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「金利の低い今のうちに」とローンを組むのは失敗のもと

 景気の悪化や低迷で、ゼロ金利政策が続くあいだは、預金などの金利も低い代わり
に、住宅ローンをはじめとするローンの金利も低くなります。
 こういうときは、「マイホームを買うなら、金利が低い今がチャンス」という広告
をよく見かけますが、こんな言葉につられて、住宅ローンのような大きな借金を安易
に背負い込むのは考えものです。
 第一の理由として、モノの値段が下がっていくデフレのときは、現金で持っている
お金の価値は高くなりますが、借金の金額は変わらず、逆に負担感が増していくから
です。前に説明したように、不動産価格もまだ下がる可能性が高いため、この先、同
じょうな物件がもっと安い価格で買えるようになったら、そのときに購入するほうが、
住宅ローンの借入額は今より少なくてすむかもしれません。
 第二の理由として、先々の金利の動きが見通しにくいことです。
 ここ数年、低金利が続いたために、「もうそろそろ金利が上がるのでは?」「住宅ロー
ンの金利優遇も終わってしまうかも」と心配する気持ちもわかります。
 しかし、景気回復の兆しがはっきりと表れるまでは、日銀としても簡単に政策金利
を上げることはできません。日本は国債という大きな借金も積み上がっていますから、
金利を上げると、その利払いだけでも大変なことになってしまいます。

 というわけで、当分は低金利が続くことになるでしょう。とすれば、「金利が低い
今のうちに」とあせって物件を選び、住宅ローンのような大きな借金を組むと、あと
で「失敗した」ということもあるかもしれません。
 低金利のローンで気をつけたいのは、住宅ローンばかりではありません。銀行や信
販会社から借りるカードローンやフリーローンなども同じです。
 貸金業法の改正で、消費者金融やクレジットカードなどのキャッシングは年収の3
分の1までに規制されるようになりました。これによって、当座の資金繰りに困る人
たちも出てきましたし、収入のない専業主婦などは実質的に借り入れができなくなり
ました。
 しかし、金融機関の各種ローンはこの規制の対象外のため、目的を問わずに借りら
れるカードローンやフリーローンに飛びつく人も出てくるかもしれません。実際、金
融機関ではこうしたローンに力を入れ始めています。
 とはいえ、これらのローンの金利は、住宅ローンの金利よりぐんと高くなります。
 たとえば、大手銀行のカードローン金利は、借入額または、契約コースによって5〜
14%台で、金額が少ないぼど金利は高くなります。フリーローンの場合は、変動金利
と固定金利で異なりますが、5〜8%程度です。

 借りられる金額の限度は数百万円までと少ないため、利息は少なく思えますが、実
際には返済期間が長くなるほど、かなりの利息を支払うことになります。
 銀行のカードローンも、最近はインターネットや電話で申し込め、ATMで借りた
り返したりができるため、気軽に借りられるようになったことも問題です。ひと昔前
に比べれば、低金利になったとはいえ、預貯金につく利息が0%台の今、ローンで支
払う利息はその何倍にもなることを忘れてはいけません。
 ローンと名のつくものは、すべて借金。たとえわずかな金額でも、借金をつくるの
は、収入が増えにくく経済状況が不安定なこれからの時代に、もっとも避けねばなら
ないことの一つです。
 借金さえなければ、給与や収入が多少減ることがあっても、なんとか乗り切ること
はできますが、借金があると、その返済に追われて、さらなる借金を繰り返し、身動
きが取れなくなる可能性が出てきます。
 もしも今、ローンの返済が残っていたら、金利が低いからと安心せず、少しでも早
く繰り上げ返済などで返していくことを考えましょう。