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クレジットカード会社の取扱高ランキング

トップの三井住友カードは、ビザ(VISA)とマスターカード(MasterCard)という二大国際ブランドと提携することで、大きく取扱高を伸ばしている。三井住友カードは、前身である住友キャッシングサービスの時代には、わが国におけるビザブランドの旗頭として台頭してきた。これに対し、他の都市銀行系キャッシングカード会社のほとんどがマスターカードブランドを推進していたが、80年代後半から国際ブランドのデュアル発行(一つのカード会社がビザとマスターカード両方のカードを発行する)が行なわれるようになり、競争が激化した。

 

このカード発行競争により、世界中で使える国際カードの発行が飛躍的に増大した。消費者からみれば選択肢と利便性が高まったことになるが、提携ブランド数の増加は、カード会社からみれば常に数種類の商品在庫を置いておかねばならないというコスト増にもつながる。さらに今後も取扱高を増やしていくためには、カード会員専用の新たな「金融サービス商品」の開発や、カードを「もってもらって、使ってもらって、喜んでいただく」という顧客満足サイクルの強化を図ることが不可欠になるだろう。

 

わが国のキャッシングカードの発行枚数は、2002年3月末現在で2億4459万枚で、この10年間の伸び率は14%である。カード発行会社の系列別にみると、シェア1位は銀行系の9228万枚(37・7%)、2位が流通系で6871万枚(28・1%)、3位が信販系で6179万枚(25・3%)で、この三つで90%以上のシェアを占めている。ただし、この10年の伸び率をみると、とくに石油元売系の1・6倍、流通系の1・3倍が目立つ。

 

これは、カードの利用金額に応じたキャッシュバックサービスがついた石油元売系カードや、同様に利用金額に応じて商品購入の割引サービスをつけた大手百貨店系カードなどの積極的なカード会員獲得競争によるものである。また、取扱高はカードショッピングが23兆2739億円、カードキャッシングが7兆4805億円と、それぞれ10年前の1・8倍、1・5倍にもなっている。この10年間のクレジット産業全体が1・1倍程度の伸びだったことを考えると、とくにキャッシングカード部門の成長が顕著だったことがわかる。